ウェブサイトのセキュリティ対策!フォームへの迷惑問い合わせを防ぐ”reCAPTCHA”とは。
皆さん、webサイトのセキュリティー対策はできていますか?
今回はwebサイトのセキュリティー対策の一つ、googleのreCAPTCHAについて、わかりやすく解説していきます!!
Google reCAPTCHAとは?
Google reCAPTCHAとはgoogleが提供するセキュリティーサービスです。
不正なアクセスや、スパム攻撃からウェブサイトを保護しています。
主な目的は、ウェブサイトにアクセスしているのが本物の人間なのか、それともコンピュータープログラム(ボットと呼ばれます)なのかを判別することです。
お問い合わせフォームやログイン画面で「私はロボットではありません。」という文言とともに表示されるチェックボックスを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
それがreCAPHAです。
お問い合わせフォームなどを設置すると、ボットによる攻撃を受ける可能性があります。reCAPCHAはそのような攻撃を防ぐために用いるツールです。
reCAPTCHAの仕組み
1. ウェブサイト訪問者の行動を分析: マウスの動きやクリックのパターンなどを観察します。
2. 簡単なタスクの提示: 必要に応じて、訪問者に簡単なタスクを行ってもらいます。
例えば:
- チェックボックスをクリックする
- 特定の画像を選択する(例:信号機や横断歩道がある画像を選ぶ)
- 歪んだ文字を読み取って入力する
3. 判定: これらの情報を基に、アクセスしているのが人間かボットかを判断します。
reCAPTCHAの利点
- ユーザーにとって、以前の複雑なCAPTCHAよりも使いやすい!
- ウェブサイトをスパムや悪意のある攻撃から守る!
- ウェブサイト運営者にとって、実装が比較的簡単!
このツールは、オンラインでのセキュリティを向上させつつ、一般ユーザーの利便性も考慮して設計されています。多くの人が日々のインターネット利用で、気づかないうちにreCAPTCHAと接している可能性が高いです。
reCAPCHAの変更点
今回、reCAPTCHAの料金システムが2024年8月1日より変更されました。
主な変更点は以下の3点です。
- 無料で使える回数が月100万回から月1万回に大幅に減少します。
- 使用回数に応じて料金が発生します。
- 製品の名前が少々変更されます。
この変更により、特に無料でよく使っていた方は影響があるかもしれません。
しかし、月1万回までは引き続き無料なので、小さなウェブサイトであれば今までと同じように使用できます。
ウェブサイトの管理者は、ご自身のサイトの利用状況を確認し、新しい料金システムに対応するかどうかをご検討ください。
まとめ
この説明でreCAPTCHAについて基本的な理解が得られましたでしょうか?
年々、お問い合わせフォームへのスパム攻撃は複雑かつ悪質になっています。
Webサイトにお問い合わせフォームを設ける場合、スパム攻撃への対策は企業の利益や個人情報を守るために必要不可欠です。
さらに詳しい情報や具体例が必要でしたら、お知らせください!