地道に頑張るSEO 「用語集」と「よくある質問」のすすめ
ホームページを運営している人からよく聞く悩みの1つに
「ホームページを更新しなきゃいけないのはわかるけど、どんなコンテンツを増やしていいいのかわからない。。」
というものがあります。
たしかにSEOでは「良質なコンテンツを増やしていく」ということが大事です。
ただ、「いきなり良質なコンテンツを増やせ」とだけ言われても具体的にホームページに何を書けばいいのかなかなかわからないと思います。
そんな方におすすめのコンテンツが、「よくある質問」と「用語集」です。
「よくある質問」と「用語集」と聞くと、どちらのコンテンツもどこかホームページで見たことがあるという方が多いのではないでしょうか。
ではなぜこの2つのコンテンツがおすすめなのかそれぞれ解説していきます。
用語集をおすすめする理由
例えば、ホームページを作りたいけどあまり詳しくない人が、ホームページ制作会社のホームページを見て最初にこう思います。
「HTML・SEO・コーディングetcのように聞いたことのない横文字や専門用語が多くて意味がわからない」
これはホームページ制作に限った話ではありません。
専門性が高い業種になればなるほど、どうしても初心者に他業種の方には伝わりづらい専門用語が多数でてきます。
そんなときに用語集のページがあったらどうでしょうか。
「SEOとは、"Search Engine Optimization"の略で、ホームページを検索エンジンで上位表示されやすいよに最適化することを意味する言葉です。」
このようにそれぞれの単語の意味を記載することで、ホームページを見に来たあまり詳しくない人には必ず役に立つコンテンツになります。
それだけではなく、Googleは専門性の高いサイトを評価する傾向にありますので、うまくすればその用語を調べている人のアクセスが増える可能性もあります。
また、用語集であれば一度に大量に更新する必要もなく、一週間や一か月に数単語といった具合に少しづつ増やしていきやすいコンテンツでもあります。
よくある質問をおすすめする理由
多くの人は、「お問い合わせをしたら営業されるのではないか?」「こんな些細なことでお問い合わせするのも申し訳ないなぁ」などといった気持からホームページを見て電話やメールフォームで問い合わせするよりも、自分で答えにたどり着きたいと思っています。
また、近年は特にスマホの需要拡大によりちょっとした疑問はすぐに検索して解決したいという意識が以前より高まっています。このような自分で答えにたどり着きたいと思っている人が、必ず見るページが「よくある質問」です。
もちろん、ただあればいいというわけではありません。閲覧している人が疑問を解決できる内容をつくる必要があります。
ではどんな質問を掲載すべきかについても掘り下げてみたいと思います。
よくある質問の名前の通り、お客様からよく頂く質問を掲載するのは当然です。
しかし、数が多いというだけではなく、商品を購入する前の人か・実際に商品を使っている人かなどのシーン別で考えて重要度が高いと思われる質問を優先して掲載しましょう。
また、お客様(または見込み客)にどんな部分で不安になったり、疑問に思ったりしたかの
アンケートをとることで、お客様目線の質問を知ることもできます。
まとめ
いかがでしょうか。どちらもこのホームページにないコンテンツなのに、こんな記事書いていいのかとも思いましたが、オススメしたいコンテンツなのは間違いありません。
(※このホームページにもいずれ掲載したいとは思っています。。。)
「よくある質問」と「用語集」のページはどちらもお客様のお役にも立つ可能性が高く、ホームページの質を高める重要なコンテンツの一つになります。
このようなコンテンツをつくることで、自分の中で当たり前だと思っていた自社のサービスのいいところなどを見直すいい機会にもなると思います。
まだ作成していない方はもちろん、作ったけどぜんぜん更新していない(放置している)という方は、ぜひ一度見直して更新してみるのもおすすめです。