多くのサイトが陥りがち!閲覧者をがっかりさせるホームページ4パターン
ホームページは多くの場合、会社・団体などへの集客や信頼感の向上、知名度アップなどを目的として制作していると思います。
しかし、せっかくホームページを見たにも関わらず見た人ががっかりするような場合もあります。
今回は多くのサイトがやってしまいがちな、閲覧者をがっかりさせてしまう4つパターンとそうならないためのチェックポイント(改善点)をご紹介します。
1. 電話番号、連絡先の表示がない または隠している
ホームページを見てサービスについての詳細を聞きたいと思った場合、電話番号やお問い合わせフォームからお問い合わせするのが一般的です。しかし、ホームページのどこを探しても電話番号・お問い合わせフォームがなかったらいかがでしょうか?
多くの方はがっかりして、似たような他社のサービスを検討してしまうと思います。
また、電話番号や連絡先を載せているが分かりにくい位置にあった場合はどうでしょうか。
「お問い合わせする」という気持ちになったにも関わらず、電話番号を探すのに時間がかかったら、おそらくその人のモチベーションは電話番号を探している間に下がってしまいます。
電話番号を見つけても「もういいや」と思われたり、電話してもらえたとしても少し不機嫌になっていることもあるでしょう。
【チェックポイント】
電話番号や連絡先はわかりやすい位置に表示されているか?
2. お問い合わせの入力項目が多すぎる
お問い合わせフォームを開いたときに入力しなければならない項目がいっぱいあったらどう思いますか。
ネットショッピングでは個人情報の登録は必須ですが、ただのメールマガジン登録に電話番号・住所といった個人情報が求められた場合、閲覧者の信頼感は下がってしまいます。
また、お問い合わせフォームに入力している内容は多くの場合保存されていません。入力中にページを移動してしまうと入力した内容は最初から入力しなおしです。
入力した内容が少なければ再入力してもらえるかもしれませんが、大量にあった場合はもう一度入力してもらえる確立は少ないでしょう。
このようにフォームの入力項目が多すぎることはデメリットばかりです。
【チェックポイント】
お問い合わせフォームは必要最小限な項目となっているか?
3. 写真や広告が多すぎて知りたい情報にたどり着けない
パソコンやスマホの高解像度化に伴い、きれいで大きな写真のスライドショーを実装するサイトが増えました。それ自体は印象アップ・ブランディングなどに効果的だと思いますが、少しやりすぎているサイトもあります。
例えば、遊園地の入園料を知りたくてホームページを開き、料金ページへ移動しました。
しかし、園内のアトラクションなど写真がいっぱい表示されて肝心の料金は下にすごくスクロールしないとでてこない。。。こんなホームページだと閲覧者はがっかりしてしまいます。
写真以外でも、広告ばかり表示されて肝心の内容がなかなかでてこないサイトも増えてきています。個人のホームページではそれでもいいかもしれませんが、企業のホームページが広告だらけだと企業全体の信頼に関わります。
【チェックポイント】
閲覧者の視線を遮るように写真や広告が表示されていないか。
4. 最新のイベント情報がない・更新されていない
取引先の人から、口頭でイベントに誘われたとします。後日、その取引先のホームページを見たが案内された情報は見当たらない。こんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
スマホの普及に伴い、口頭やチラシでイベントを知った人が後からホームページを見るという行動が増えました。そのため会社としてイベントを行う場合は極力ホームページにも詳細を載せた方がいいでしょう。特に場所・時間・持ち物などを確認することが多いので、左記のような情報はわかりやすく場所に表示しましょう。
イベント以外でも、新着情報が数年前の記事で止まっている・・といったようにホームページを長年放置してしまうといい悪いイメージにつながりますので注意が必要です。
【チェックポイント】
・会社の最新情報はホームページにアップしているか。
・定期的にホームページを更新しているか。
閲覧者にがっかりされる、よくありがちなパターンをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
ホームページを運営されている人は自分のホームページが上記のようになっていないか一度ご確認してみてはいかがでしょうか。