静岡のHP屋コラム
2015年09月
2015.09.09
ホームページでお客様の不安を解消しよう
ホームページの各ページが持つ役割は様々です。今回は、その中で「見ている人の不安を解消する為のページ作りのコツ」をご紹介していきます。
それぞれの個別商品のページで、商品に対する不安解消をしていくことも必要ですが、具体的に商品・サービスの比較検討段階にあるお客様は、多くの場合「会社に対しての不安」が頭をよぎります。
「この会社は実在していて、ちゃんとした企業だろうか」
「従業員は何人で、自分たちの要求に耐えられるだろうか」
「実際に商品・サービスを購入した人は満足しているだろうか」
気になる点は様々で、人それぞれです。商品・サービスに対しての不安が解消されたとしても、会社全体としての信頼性・安心感がなければ他社に移ってしまう可能性も大きくなってしまいます。お客様の心理状態を考えてページを作り、不安を解消していただきましょう。
不安解消の為のページコンテンツ
ホームページを見ている人に対する不安解消の為のコンテンツはたくさんあります。その中でも、広く一般的に活用できるページとして下記が挙げられます。
- 会社概要ページ
- お客様の声・お客様インタビュー
- 事例紹介・これまでの実績
- よくある質問・Q&A
- 購入までの流れ・購入後のフォローについて
- 危険性や、安全性が気になる商品であればそれを解消できる裏づけ
(美容整形・薬品系・一部の食料品など)
どのページも「見ている人の不安を解消する」ことを意識して内容を作っていくことが大切です。では、各ページどのようなポイントに注意して作っていけばいいのでしょうか。
会社概要ページを作るときのコツ
会社概要ページで最も大切なことは「信頼を得る」ことです。
嘘偽りなく事実を出来るだけ詳しく、真剣に書いていきましょう。
人は情報量が多ければ多いほど信頼性・安心感を持つ傾向にあります。
会社概要ページはそれほど細かいところまで見られないだろうと考えている方も多いかもしれませんが、会社概要・企業紹介ページは統計的に見るとトップページに次いで2番目にアクセスが多いページです。
商品を買おうかどうか迷っている人であれば、なおさら真剣に読み込みます。会社の沿革や従業員数、取引先やトップの思いなど、表に出して差し支えない基本情報はどんどん記載しましょう。
お客様の声ページを作るときのコツ
お客様の声や、顧客インタビューのページは詳しく出来るだけ数多く書きましょう。商品購入を検討している人であれば、「実際に買った人の感想」は非常に気になるポイントです。
できれば、お客様の属性(対企業の商品・サービスであれば業種や抱えていた課題、対個人の商品・サービスであれば性別や年齢など)も記載できれば、同じ条件に当てはまる読み手の共感を得ることができます。
お客様の声のページは、現実味がなければ信用してもらえません。紙に記入していただいたものがあれば原文と、その紙自体の写真を掲載して現実味を出していくとよいでしょう。
また、動画も効果的です。動画は文字や画像では伝わらない、声色や表情からお客様の満足度を読み取ってもらえる便利なメディアなので、可能であれば活用していきましょう。
実績紹介・事例紹介ページを作るときのコツ
実績紹介ページや事例紹介ページを作るときには、ただ単純に事実を書くだけではなく、お客様に対してのこだわりや思い、姿勢を伝わるようにすることがコツです。
例えば、メイクでお客様のビフォーアフターを掲載するのであれば
「まつ毛エクステにしてみました」
ではなく、
「元々まつ毛が少なめで付けまつ毛を検討されていましたAさんですが、日頃の付け外しによるまぶたへのダメージやコストパフォーマンスを考えて、まつげエクステをご提案・施術しました。日頃の手入れの楽さや、メイク時間の短縮に大満足とのコメントを頂きました」
のように、元々の課題や導入後の効果など、より思いや姿勢が伝わるような形で書くとよいでしょう。
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