料金表を入れる
Googleアナリティクスで、ページ別のアクセスランキングを分析すると、必ず上位に上がってくるのが「料金表」です。この傾向は、BtoB企業になると特に顕著ですが、BtoC企業でも単価の高い商品やサービスでは同じ傾向があります。
多くの会社があまり載せたがらないコンテンツで、実際に載せていないサイトが多い料金報。しかし、お客様が気にしている、知りたがっているコンテンツであることは間違いありません。お客さまが知りたいことを提供していくという立場から、料金表を載せざるを得ないばかりか、このコンテンツをいかに充実させるかがポイントになってきます。
料金表は、少なくとも予算を掴んでおきたいというのが閲覧者の気持ちですが、なかには価格を比較したいというニーズもあるようです。
「同業者に予算を知られたくない」などの理由で、掲載したくないという声をよく耳にしますが、同業の目とお客様のどちらを取るのか、ということが問題です。
また、「条件によって金額は変わる」「相手の予算に合わせて、見積金額を変えたい」という話しもときどき聞きます。お客さまは、そういう姿勢を敏感に感じ取ります。インターネット経由での問合せをするのは、見込み客からすると、非常に不安が大きいものです。その不安を少しでも解消することが、問合せを増やすために必要なことです。
あまり詳しい情報を掲載しないで、資料請求をしてもらいそこから営業をしていくという会社もあるようですが、商品情報や料金もしっかりと掲載している会社のほうが、最終的に受注につながる率は高いようです。