2025.06.26

初心者でもできる!見られるホームページを育てる「更新」のコツ

ホームぺージ運用初心者向け

なぜ更新が必要か?

「せっかくホームページを作ったのに、あまり見てもらえていない気がする……」

そんなお悩みをよく耳にします。

実は、ホームページは「作って終わり」ではなく、育てていくものなんです。検索で上位に表示されるサイトには、いくつか共通点があります。その中でも大きなポイントが、「定期的な情報更新」がされていること。

Googleなどの検索エンジンは、“いまもきちんと動いているサイト”を高く評価します。逆に、何年も更新がないホームページは、「この会社、本当に営業してるのかな?」と不信感を持たれることも。

特に「静岡 ◯◯(業種名)」のような地域名×サービスで上位表示を狙う場合は、地域に根ざしたリアルな情報発信がとても大切です。

「更新って難しそう」「何を書けばいいの?」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。実は、専門的な知識がなくても、ちょっとした工夫で十分にSEO効果を高めることができます。

何を更新すればいいの?

いざ「ホームページを更新しよう」と思っても、

「何を書けばいいかわからない」「ネタがない」と手が止まってしまう方も多いはずです。実際、最初の一歩がいちばんハードルが高いかもしれません。

「更新」と聞くと、ブログのような長文や、専門的なコラムを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、そんなに難しく考える必要はありません。

**大切なのは、“情報をきちんと届けようとする姿勢”**です。

たとえば、お知らせの更新ひとつでも「この会社は今もちゃんと営業している」と安心感を与えますし、ちょっとした出来事を載せるだけでも、人柄や社風が伝わって、親近感につながります。

また、「どんなお客様が、どんなサービスを受けたのか」「最近よくある質問は何か」など、実際のやりとりの中にヒントがたくさんあるのも事実です。

難しく見えていた「更新」も、実は日々の業務の中にネタがいっぱい転がっているんです。

初心者でもできる!おすすめ更新コンテンツ5選

ここからは、実際にどんな内容を更新していけばいいのか、初心者の方でも無理なく始められるコンテンツを5つご紹介します。

どれも特別な知識やスキルは不要で、「日々の業務の中でちょっと意識する」だけでできるものばかりです。


1. お知らせ・休業日のご案内

「臨時休業のお知らせ」や「年末年始の営業日」など、短い文章でもOK。

情報が最新であれば、それだけでお客様にとっての“信頼ポイント”になります。

定期的な更新の習慣づけにもぴったりです。


2. 施工実績・導入事例の紹介

工事・制作・納品などの実績を写真と一言コメントで紹介するだけで、「こんな仕事もやっているんだ」と伝わります。

地域名や作業内容を入れるとSEO効果も高まります(例:「静岡市内の飲食店に防水工事を行いました」など)。


3. よくある質問(FAQ)の掲載

お客様からよく聞かれることをそのままコンテンツにすれば、問い合わせ対応の手間も減り、検索にも引っかかりやすくなります。

「初めての方でも安心」「納期はどのくらい?」など、簡単なQ&A形式で十分です。


4. スタッフのひとことブログや日記

「今日はこんな仕事をしました」「新しい道具を導入しました」など、気軽な発信も好印象につながります。

顔や名前を出すのが苦手でも、「中の人」の存在が見えると、ぐっと親しみやすくなります。


5. 商品・サービスの豆知識

扱っている商品の特徴や選び方のコツなどを、わかりやすく伝えるコンテンツです。

専門的になりすぎず、お客様目線で「へぇ〜」と思ってもらえる内容がベスト。

キーワードを意識すれば、検索流入にもつながります。


続けるコツ:忙しくても続けられる工夫

更新のアイデアはあっても、実際に続けるのはなかなか難しい――

そんな声もよく聞きます。日々の業務が忙しい中、ホームページの更新はどうしても後回しになりがちです。

でも、ちょっとした工夫をするだけで、無理なく続けられるようになります。


◆ ネタ探しは「日常」から

何か特別なことを書こうとすると手が止まってしまいますが、「今日はこんなお客様が来た」「この作業がスムーズだった」など、日常の一コマこそが立派なコンテンツです。

あらかじめ「お知らせネタ」「現場ネタ」「質問ネタ」など、カテゴリーを決めておくと探しやすくなります。


◆ スマホでパッと投稿できる環境を

最近のホームページ制作ツール(CMS)は、スマホからでも更新できるものが増えています。

現場で写真を撮って、その場で一言コメントを添えるだけでも十分。忙しい合間に“すき間投稿”ができると、更新のハードルがぐっと下がります。


◆ まずは「月1回」を目標に

毎週更新!と意気込むよりも、まずは月に1回、投稿する日を決めておくのがおすすめです。

社内で担当を持ち回りにしたり、あらかじめネタをストックしておくと、無理なく続けられます。


◆ AIを“アシスタント”として使ってみる

文章を書くのが苦手…という方には、AIを使った文章サポートが今、注目されています。

たとえば「この写真にコメントをつけたい」「導入事例をわかりやすくまとめたい」といった時に、AIが文章の“たたき台”をつくってくれることで、時間も労力も大幅にカットできます。

ChatGPTなどの無料ツールでも十分活用できるので、まずは試してみるだけでも一歩前進です。


こうした小さな工夫の積み重ねが、ホームページを“動きのある”ものに育てていきます。

地域密着の発信がSEOにつながる

「ホームページを育てていく」という考え方は、検索順位だけでなく、お客様からの信頼にもつながります。

検索エンジンは、“誰に向けて、どんな情報を届けているか”を見ています。つまり、静岡でビジネスをしているなら、静岡の人にとって役に立つ情報を届けているかどうかが評価のポイントになります。

たとえば「静岡市 エアコン取付」「沼津市 美容室」など、地域名と業種名をかけ合わせた検索で上位を狙うには、その地域に根ざした情報発信がとても有効です。

日々の出来事、現場の様子、お客様とのやりとり――

そうした“リアルな情報”は、地域の方々にとっての安心感になり、同時に検索エンジンにも「このサイトは信頼できる」と評価される材料になります。

そして今は、AIの力を借りながら、誰でも気軽に発信を続けられる時代です。難しく考えすぎずに、「続けること」を目標に、一歩ずつ取り組んでみてください。