
「ホームページを作ったのに、問い合わせが増えない」——この相談は本当に多いです。 アクセスはある。見られてもいる。なのに、問い合わせまで届かない。
原因はサイトの見た目が悪いから…というより、見込み客の頭の中にある2つの壁を越えられていないケースがほとんどです。
- 壁①:自分に合うサービスか分からない(情報不足)
- 壁②:失敗したくない。判断材料が足りない(不安)
この2つは、デザインを整えるだけでは解決しません。成果が出やすいサイトは、ここを 「情報発信」と「不安解消の導線」で丁寧に埋めています。
1. なぜ「見込み客」は問い合わせ直前で離脱するのか
見込み客は、いきなり問い合わせをするわけではありません。ほとんどの場合、サイトを見ながら次のようなことを考えています。
- うちの状況でも対応してくれる?
- どんな流れで進む?準備は何が必要?
- 料金はどれくらい?高すぎない?
- 相談したら、すぐ営業されない?
この疑問が残ったままだと、人は動けません。つまり「問い合わせが少ない」サイトは、見込み客の迷いを解消しきれず、最後の一歩で止まっている状態です。
2. 伸びるサイトの共通点①:ターゲットの欲しい情報を定期的に出す
成果が出ているサイトほど、コラムやブログが戦略的です。書き手が書きたいことではなく、 ターゲットが今まさに知りたいことを、定期的に出しています。
たとえば、問い合わせにつながりやすいテーマはこんなものです。
- よくある悩みの整理(何に困る人が多いか)
- 失敗例・注意点(やってはいけない、見落としがちな点)
- 比較軸(業者選びの判断基準、相場観、工程の違い)
- 具体的な進め方(相談〜納品までの流れ、準備物)
- よくある質問の深掘り(問い合わせ前に知りたいこと)
こうした情報が定期的に増えると、検索でも見つかりやすくなります。そして何より、 「この会社は分かってる」「任せても大丈夫そう」という信頼が積み上がっていきます。
3. 伸びるサイトの共通点②:不安を払拭する入口を用意する(資料ダウンロード)
もう1つの鍵が、問い合わせの手前に軽い入口を置くことです。 その代表が、資料ダウンロードです。
見込み客が最後に迷うのは、「まだ判断材料が足りない」という不安です。資料DLは、その不安を一段軽くしてくれます。
資料ダウンロードが効く理由
資料DLが強いのは、次のメリットがあるからです。
- 問い合わせより心理的ハードルが低い(比較検討中でも動ける)
- 社内で共有しやすい(上司・家族・関係者に説明できる)
- 必要な情報が整理されている(判断基準・流れ・費用感がまとまる)
- 商談の準備が整う(双方が前提を揃えやすい)
コラムで「なるほど」と思っても、すぐ問い合わせをする人は多くありません。でも、 「一度整理された資料を見てみたい」という人は動きます。このワンクッションがあるだけで、離脱がグッと減ります。
資料は分厚くなくていい。「不安を減らす構成」にする
資料は立派な会社案内である必要はありません。4〜8ページ程度でも十分刺さります。 おすすめの構成はこれです。
- よくある悩み(自分ごと化)
- 解決の考え方(判断基準)
- 進め方の流れ(相談〜完了まで)
- 料金の目安(幅でOK)
- よくある質問(不安つぶし)
- 実例・お客様の声(納得の後押し)
「何が分からないのか」すら曖昧な人にとって、資料は「迷いを減らすための手がかり」になります。
設置場所で成果が変わる
資料DLは、置く場所が重要です。
- コラム記事の末尾(読み終えた直後が一番熱い)
- 料金・サービス説明ページ(不安が出るページ)
- ファーストビュー下(まず軽い行動の提示)
まずは全体像を整理したい方へ:判断基準と進め方が分かる資料をご用意しています(無料)
4. 2つを噛み合わせると「問い合わせ数」より先に「問い合わせの質」が上がる
ここまでの話は、単体でも効果がありますが、セット運用すると強くなります。
- コラムで「悩みの整理・判断基準」を提供する
- 読後に「資料DL」で判断材料を持ち帰れる
- 情報を理解した状態で相談が来る
- 結果、商談化しやすい質の良い問い合わせが増える
問い合わせが増えるだけでなく、「話が早い」問い合わせが増える。これが、情報発信×導線設計の一番の価値だと思っています。
5. すぐ真似できるチェックリスト
A. コラム運用
- ターゲットの「よくある悩み」を10個書き出す
- 悩みをそのまま記事タイトルにする(悩み=検索語)
- 月2本でもいいので止めない(定期更新)
B. 導線設計
- 記事末尾に「資料DL」への導線を固定で置く
- 関連記事を2〜3本つなぐ(回遊させる)
C. 資料DL
- 入力項目は最小限(名前/会社名/メール程度から)
- DL後に「次に何ができるか」を明確にする(相談・事例・料金ページなど)
