2026.01.01

コンバージョン率を上げる導線設計とは?成果につながるサイト改善3つのポイント

基礎知識ホームページ制作ホームぺージ運用
コンバージョン率を上げる導線設計とは?成果につながるサイト改善3つのポイント
コンバージョン率を上げる導線設計とは?成果につながるサイト改善3つのポイント

「アクセスはあるのに、問い合わせがない」理由

Googleアナリティクスを開けば、月数千単位でアクセスがある。広告にもそれなりに費用をかけている。でも—— 『なぜか問い合わせや資料請求が増えない』 そんなお悩み、ありませんか?

こうしたケースでよく見られるのが、『見た目や文章は整っているけれど、導線が悪い』というパターンです。 つまり、訪問者がどこで何をすればいいのか、次の一歩がわからず、離脱してしまっているのです。

では、コンバージョン率を上げるには、何から見直せばよいのでしょうか?

ポイント①:CVポイントは『選べるように』用意する

CV(コンバージョン)とは、『お問い合わせ』『資料請求』『購入』『予約』など、サイト側が最終的に取ってほしい行動のことです。

CV率が伸びないサイトの多くは、CVポイントがひとつだけ、あるいはユーザー心理に合っていない状態です。たとえば、次のような行動の温度差を想定してみてください:

  • 『まだ情報収集中』→ いきなりお問い合わせは重い
  • 『詳しい資料が欲しい』→ 資料請求なら気軽にできる
  • 『とりあえず比較検討』→ 無料相談や事例紹介が響く

このように、ユーザーの検討フェーズに応じた複数のCV選択肢を用意することが、取りこぼしを防ぐ鍵になります。

具体例:

  • 検討初期層向け:資料ダウンロード、事例ページ、無料診断
  • 中間層向け:無料相談、見積もり依頼、ウェビナー申込
  • 決定直前層向け:来店予約、フォーム問い合わせ、LINE登録

ボタンを『増やす』のではなく、適切な位置と順序で『並べる』。これが成果を左右します。

ポイント②:『読む順番』を意識したストーリー構造

多くの企業サイトは、『サービス紹介』『会社情報』『料金プラン』など、情報の項目分けはしっかりしています。 しかし、読み進める順番がバラバラだったり、ユーザーの疑問に答える前にCTAを出してしまったりすると、成果にはつながりません。

成果を出しているページに共通するのは、ストーリーとして流れがあることです。

効果的な流れ:

  • 問題提起:ユーザーの悩みに寄り添う
  • 解決策の提示:自社サービスがどう役立つか
  • 実績・信頼の裏付け:導入事例や数字、評価
  • 安心要素:価格・保証・サポート体制
  • 行動喚起:タイミング良くCVポイントへ誘導

『結論が遅い』と思われがちですが、上記のような心理的な納得の積み重ねがあってこそ、問い合わせは増えるのです。

ポイント③:ファーストビューで『自分ごと化』させる

ページを開いた瞬間に見える最初の画面——それが『ファーストビュー』です。 ここで『何のサービスなのか』『どんなメリットがあるのか』『今すぐできることは何か』が伝わらないと、即離脱されてしまいます。

チェックすべき項目:

  • 『サービス名』や『対象者』が明確に伝わっているか
  • ベネフィット(得られる価値)が一言で見えるか
  • CTA(行動ボタン)がすぐ見える場所にあるか
  • 数字や実績など、目を引く要素が含まれているか

ファーストビューは、『かっこよさ』より『伝わりやすさ』が命です。 ターゲットに響くコピーと構成があるだけで、CV率は2倍以上改善するケースも珍しくありません。

実例紹介:構造改善でCV率2.3倍に

あるBtoBサービス企業では、『アクセスはあるが反応がない』という悩みを抱えていました。 以下の3点を見直した結果、月間CV率が1.1% → 2.6%に改善しました。

  • CTAの選択肢を『問い合わせ』のほかに『資料DL』『事例を見る』を追加
  • ストーリー構成を再設計し、順を追って提案が伝わるように
  • ファーストビューでサービス内容とメリットが一目で伝わるよう調整

改修内容は小規模でしたが、導線と構造を『訪問者目線』にしたことで、成果が大きく伸びました。

よくある質問(FAQ)

  • Q. CTAボタンを増やすだけで成果は出ますか?
    A. 数だけでは成果は出ません。配置場所と導線全体の整合性が重要です。
  • Q. ページが長くなりすぎませんか?
    A. ストーリー構成を意識すれば、ユーザーは必要な情報を読み進めます。
  • Q. ファーストビューの改善だけでも効果はありますか?
    A. はい。ファーストビューの明快さは離脱率とCV率に直結します。

まとめ|『構造』から見直せば成果は変わる

コンバージョン率が伸び悩んでいる場合、コピーやデザインを修正する前に、『導線』『構成』『ファーストビュー』といった構造面を見直すことで、想像以上に大きな改善効果が期待できます。

まずは現状のサイトを見直し、次の一歩がユーザーにとって自然な流れになっているか確認してみてください。 『成果が出るサイト』は、技術や見た目だけではなく、『訪問者の心理を汲んだ構造』でできているのです。

WRITER
加藤 龍
加藤 龍 (かとう りゅう)
マネージャー デジタルマーケティング担当
略歴・職歴
2013年6月より、伊豆の国市へ移住。
同時に株式会社アーティスティックスへ入社。地域密着型のIT企業の営業マネージャーとして従事。ホームページ導入実績が100社以上あり、セミナーで講師を務めるなど、お客様のホームページの活用やGoogleビジネスプロフィール活用のアドバイスを行っている。2024年よりデジタルマーケティングのマネージャーとして、実運用に基づいた提案を得意としている。
その他、活動として、一社)サバーソニック&アジロックフェスティバル漁労長、伊豆食べる通信編集長。
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ホームページ制作会社の営業担当として、日々、お客様とお話しする中で感じるのは、
「ホームページの見直しや情報発信ししたいけど、なにから始めたらいいかわからない」という声の多さです。

だからこそ、私はコラムを通じて、“悩みの解決につながるヒント”を届けたいと思っています。
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