SNSだけで十分？ ホームページを持つことで広がる“安心感と可能性”

はじめに

「InstagramやXがあれば、ホームページはなくてもいいのでは？」

最近、こうしたご相談をいただく機会が増えています。

確かにSNSは気軽に始められ、スピード感のある発信ができるとても便利なツールです。

しかし、SNS“だけ”に頼る場合、どうしても補えない部分があるのも事実です。

この記事では、SNSとホームページの“役割の違い”を分かりやすく解説し、

ホームページを持つことで得られるメリット、そして作る際に意識すべきポイントまでまとめました。

SNSだけではカバーしきれないポイントとは？

1. SNSは“借りている場所”だからこその不安定さ

SNSはとても便利ですが、以下のように自分ではコントロールできない部分があります。

• アカウント凍結

• なりすまし

• アルゴリズムの変化

• 特定ジャンルの規制

トラブルが起きると、突然ユーザーに届きにくくなることも。

SNSはあくまで「プラットフォームを借りている状態」で、

自社でコントロールできる範囲が限られていることを知っておく必要があります。

2. 情報が流れていくため、必要な内容が探しにくい

SNSは新しい投稿がどんどん上に積み重なっていく仕組みです。

そのため、ユーザーが以下のような重要情報を探すのが苦手です。

• 料金

• 会社情報

• 実績

• サービス説明

• よくある質問

ホームページがあると「知りたい情報に迷わずたどり着ける」ため、

問い合わせや申し込みの率に大きく影響します。

3. SNSだけでは“信頼性”が伝わりにくい

SNSはカジュアルで気軽に使える反面、こんな見え方をされがちです。

• 個人アカウントと見分けにくい

• フォロワー数が基準として見られる

• なりすましが多い

そのため、ユーザーは「この会社に任せて大丈夫？」と不安に感じやすくなります。

一方ホームページには、

• 会社情報

• 実績

• お客様の声

• 発信内容の一貫性

などが整理され、安心して問い合わせできる環境をつくれます。

4. SNSは“認知”、ホームページは“成約”向き

SNSは「知ってもらう」「興味を持ってもらう」には最適ですが、

サービスをしっかり理解してもらい、成約につなげるための説明には向いていません。

商品・サービスの魅力や、他社との違いを体系的に伝えたい場合は、

ホームページが最も適した場所となります。

5. SNSでは検索に引っかからない（SEO非対応）

SNSはツール内検索はできますが、Google検索には基本的に出てきません。

ホームページはSEO対策が可能なため、

「地域名 × 業種」などで検索され、長く安定した集客に繋がる仕組みづくりができます。

SNSとホームページは“どちらが良いか”ではなく“役割が違う”

結論としては、SNSとホームページは役割が全く異なります。

• SNS → 認知拡大・ファンづくり・日常的な発信

• ホームページ → 情報提供・信頼感の向上・問い合わせ導線の準備

どちらか一方ではなく、両方が揃うことでWeb集客はより強く・安定していきます。

ホームページを持つことで得られるメリット

•  24時間いつでも情報提供ができる

• 信頼性が高まり問い合わせにつながりやすい

• SEOで新規顧客が増える

• 実績・料金・強みを整理して伝えられる

• SNSや広告の着地点（LP）として活用できる

では、どんなホームページが必要？

新規作成・リニューアルを考える際は、次のポイントを整理するのがおすすめです。

1. 誰に向けたホームページなのか

2. 目的（集客／採用／信頼性アップ）

3. 問い合わせまでの導線はわかりやすいか

4. スマホで見たときの見やすさ

5. 自分たちで更新しやすいか

6. ページスピードは問題ないか

これらを明確にしておくと、制作会社との打ち合わせがスムーズになります。

まとめ

SNSは便利で発信力の高いツールです。

しかし、SNSだけで情報を伝えきるのは難しく、

ホームページは “土台”として欠かせない存在です。

SNS × ホームページ を組み合わせることで、

認知 → 信頼 → 問い合わせ までの流れが整い、

安定した集客を生み出すことができます。

「これからホームページを作りたい」

「今のサイトのままで良いのか不安」

という方は、ぜひお気軽にご相談ください。