2025.08.20

スマートフォンユーザーに効くEFO対策でCV率アップ

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スマホに強いEFOの具体的な対策

1. 入力項目の最小化

フォームの長さが長いほど、離脱率は上がるというのはEFOの基本です。特にスマートフォンでは画面が狭いため、スクロール量が多いとユーザーに「面倒」「終わらなそう」という心理的負担を与えます。

  • 会社名やFAX番号などの不要な項目は省略
  • 郵便番号入力で住所を自動補完
  • カナ入力などは完了後に取得する設計

このように「今必要な情報だけ」に集中させることで、入力ハードルが下がり、CV率の改善が見込めます。

2. 操作ミスを防ぐUI設計

スマートフォンは入力ミスが起こりやすいため、操作性を高めるUI設計が非常に重要です。特に「タップミス」や「誤選択」を未然に防ぐ工夫が効果的です。

  • 電話番号欄は数字キーボードを表示(tel属性)
  • メール欄はemail属性で利便性向上
  • 年齢や誕生日はカレンダー式より数字入力がスムーズ
  • タップ領域は44px以上を確保
  • 性別などの選択はボタン形式を推奨

3. 入力補助とエラー表示の最適化

エラー表示が曖昧だと、「なぜ入力できないのか分からない」と感じて途中離脱に繋がります。リアルタイムでの入力補助と、明確なエラー案内が鍵です。

  • プレースホルダーで入力例を表示(例:000-0000)
  • 入力形式(カタカナ・半角英数など)を事前案内
  • 入力中にエラーを即時表示(リアルタイムバリデーション)
  • エラー原因と修正方法を明確に表示
  • エラー箇所を赤枠+画面上部で通知

4. フォーム画面の見やすさ

スマホは一画面に収まる情報量が限られているため、視覚的な整理と余白の設計が非常に重要です。

  • ラベルと入力欄は縦並びにして視認性を確保
  • 入力欄の上下に16px以上の余白を設ける
  • セクションごとに見出しを入れて区切る
  • 送信ボタンは画面下に固定、横幅いっぱい+目立つ色にする

フォームは見た目がスッキリしていることが完了率を左右します。ごちゃごちゃしたレイアウトは即離脱の原因になります。